鵜飼見物記録 Vol.2 小瀬鵜飼

【小瀬鵜飼】静寂が語る本物の伝統
http://www.ozeukai.net/

鵜飼いサミットが行われるタイミングで関の小瀬鵜飼を見てきました。
鵜飼いサミットそのものは関市との情報連携がうまく行かず、サミット感はゼロでしたがもうひとつの「本物」を見ることで大変満足でした。

・ぎふ長良川鵜飼と同じく「本物」。つまり昔からの世襲の鵜匠(宮内庁式部職)が漁を行う
・チケット購入時に事務所の壁に掲げてあった
 「H27年度目標 8,000人」
 同じ本物でも岐阜長良川鵜飼の11.5万人とは大きな格差がある
・とにかく暗い。
 鮎之瀬橋のあかりも21時まで匠と鵜の協力を得ているそうです
・伝統をしっかり守る頑固な印象がある反面、鵜匠による説明は観覧船のそばに来て(乗り込むような形で)行われる
・最後の付け見せの時も説明が丁寧で、鵜を良く見せてくれる
・規模が小さいので狩り下りでも1杯の鵜舟に対して2,3隻の観覧船がつき、近く、迫力がある
・鵜匠さんによる説明が十分あるので、観覧船の船頭はあまり語らない(質問には答えてくれるが、鵜匠が説明する内容については答えない)

・乗船受付は18:40だったが、予約もしてあるのでぎりぎりに来たので十分。周りには何もない。食事処も喫茶店も、店もない。
 釣り道具やがあったので、そこでビール飲みながらの店番のおばさまと1時間以上しゃべってた(それはそれで色々聞けたから良かった)
・弁当はやはり注文しておく方が無難
・乗り合いで一緒になった人たちは鵜飼初めての人ばかりだったので、いつの間にか色々と解説をしてしまいました
・鵜飼終了後、駅までの足の確保が必要です

・鵜匠さんの特徴
 - 3名の宮内庁式部職(長良川の鵜匠のみ)
 - 2名は(足立さん、岩佐さん)近隣に在住。
  食事や宿泊施設も運営。)
 - 扱う鵜は10-12羽
 - 準備段階から見せてくれる

リピートしたい度(ぎふ長良川鵜飼いを5)


■小瀬鵜飼概要
開催場所:岐阜県関市(長良川鉄道越美南線 関市役所前/関市 からバスかタクシー)
開催期間:5月11日~10月15日
料金:乗り合い 3600円(一人)予約要(弁当あり、なし選択)。
    ※時期により異なる
運行スケジュール:
 ■5/11〜6/30まで
  18:50乗船
 ■7/1〜8/31まで
  19:00乗船  20:00頃終了
 ■9/1〜10/15まで
  18:40乗船