全国の鵜飼  Ukai in Japan

2015年10月現在、鵜飼は日本全国で11箇所において行われています。

2013年までは12箇所でしたが、和歌山県有田市の鵜飼が観光業としての限界、鵜匠の高齢化、後継者不足を理由に開催が中断しています。

現在の開催地は南から

  • 大分県日田市:三隈川の鵜飼
  • 福岡県朝倉市:筑後川の鵜飼
  • 山口県岩国市:岩国錦帯橋鵜飼
  • 広島県三次市:三次の鵜飼
  • 愛媛県大洲市:大洲鵜飼
  • 京都府宇治市:宇治の鵜飼
  • 京都府京都市:嵐山の鵜飼
  • 岐阜県岐阜市:ぎふ長良川鵜飼
  • 岐阜県関市 :小瀬の鵜飼
  • 愛知県犬山市:木曽川鵜飼
  • 山梨県笛吹市:石和鵜飼 

 

地域の祭りとして年に1日だけ鵜飼を開催しているとこと

  • 愛知県蟹江町:蟹江川で5月の日曜日に開催(木曽川うかいが出張で実演)
  • 富山県富山市:昔売比河(めひかわ)で鵜飼いが会ったことを元に5月の日曜日に開催(木曽川うかいが出張で実演)
  • 日立市十王町:鵜飼捕獲場所ではあるが昔は十王川で鵜飼が行われていたことを元に8月の日曜日に徒歩鵜飼を実演(地元の保存会)

 


鵜飼関連施設など

  • 海鵜捕獲場所(茨城県日立市十王)

日本で唯一の海鵜の捕獲場所(鵜飼で使うのはカワウではなく海鵜です)。昭和60年くらいまでは隣接する小貝浜海岸でも行われていたそう。

この近辺でも鵜飼は行われていたという。但しそれは観光ではなくあくまでも漁として。しかしながら鵜匠の高齢化と後継者不足によって今はなくなってしまっている。

日本で一番予約が取れにくいという国民宿舎の鵜の岬のそばにある断崖絶壁がその捕獲場所。

毎年4月から6月と10月から12月の2期にわたって合計40羽程の海鵜を捕獲する。それを全国の鵜飼場所に提供している。

海鵜の捕獲自体は日立市の事業で、2016年2月現在二人の担当者が捕獲を行っている。

訪問レポートはこちら。